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社交ダンス・ボールルームダンスの種類・特徴

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社交ダンスとは男女のペアで曲に合わせて踊るダンスで、英語では一般的にBallroom Dance(ボールルームダンス)と呼ばれるものです。
社交ダンスのダンススタイルの内、踊られる機会の多いものを紹介します。

ワルツ

ワルツは世界的にはアップテンポなウィンナーワルツが一般的ですが、国際大会で採用されている事から日本ではスローワルツが一般的です。
ハプスブルク帝国(現ドイツ・オーストリア)が起源。3拍子の音楽に合わせた優雅な踊りで、ライズ&フォールズとスウェイの動きが特徴的。
社交ダンスの中でも人気が高く、踊る機会の多いダンスです。

タンゴ

アルゼンチンが発祥のダンス。
上下動が無く、情熱的な音楽に合わせたシャープな踊りが特徴的です。

フォックストロット

アメリカでジャズに合わせた踊りとして発祥したダンス。
フォックストロットとはキツネの小走りという意味で、静止する事なく柔軟にステップを踏み続けるダンスです。

クイックステップ

1920年代にフォックストロットを速いテンポで演奏したのが始まりといわれるダンス。
テンポの速い踊りで、テクニックなどはワルツやフォックストロットをベースにしたものが多く見られます。
足を跳ね上げるような動きをしたり、楽しく軽快に踊るダンスで運動量も多いのが特徴です。

チャチャチャ

キューバ発祥のラテンダンス。
ルンバのステップやポーズが原型となっており、リズミカルな音楽に合わせて4拍子で5歩という早いテンポのダンス。

サンバ

サンバとして最も有名なのがリオのカーニバルで、サンバとはブラジルの代表的な音楽やダンスの名称を指します。
競技としてのサンバはこれがヨーロッパに入り競技化されたもので、楽しいリズムが特徴的。
動きの種類やリズムの合わせ方の種類が多く、どちらかといえば上級向けのダンスです。

ルンバ

キューバ発祥で、ワルツと並びとても人気のあるセクシーなヒッ プ・ムーブメントが特徴的なダンス。
元々のキューバン・ルンバと、それを西洋のダンス界が独自の解釈で取り入れて作ったスクエア・ルンバがあり、リズムの取り方や音楽などほぼ別物と言えるものとなっている。

パソ・ドブレ

スペインの闘牛とフラメンコをイメージしたラテンダンス。
男性がマタドール、女性がマタドールの使用する赤いケープをイメージしたような動きが特徴的。

ブルース

ダンスパーティなどで必ず踊られるダンスで、ステップも簡単で基礎的な内容が多い種目。
ゆっくりとしたリズムで合わせやすく、初心者にも踊りやすい他、混雑したフロアでも踊りやすい。
ダンスを習い始める時はまずブルースから入り、基本的な事を習得してから他のダンスを習うと入りやすいです。

ジルバ・ジャイヴ

ジルバはスウィング・ジャズに合わせて踊るスウィングダンスの一つで、リズムに乗りやすい楽しい踊りです。ブルース同様、歩数が少ないため初心者にも入りやすく、狭い場所でも踊れるためパーティで利用されやすいダンスです。
ジャイヴはジルバをルーツとするダンスで、アメリカからイギリスに渡ったジルバが、リズムや歩数を改良したもので、ジルバよりも運動量が多く、ノリの良いアップテンポの曲に合わせて弾むようなステップが特徴的です。

ボレロ

スペイン起源のダンス・音楽で、ラテン音楽の源流とも言われているもの。
社交ダンスとしてのボレロはルンバをベースにワルツやフォックストロットが取り入れられたもので、ラテンダンスの中ではかなりゆっくりしたリズムが特徴的。

マンボ

男性が手でリードするという原則が無く、女性同士でも踊れる事から手軽でパーティ向けのダンス。
キューバン・ルンバやチャチャチャと共通するステップが多く、初心者でも入りやすい種目の一つ。

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