COLUMN LAST ROUND ダンスを通じて道徳心や自立心を学ぶ

私は人がやらないことやびっくりさせるようなネタや構成をダンスで表現するのが大好きなのです。
大道芸やマジックを混ぜたりして踊ったり色々なアイディアを考えてみては試しています。
始めた当時はダンサーからは「それは邪道だ!!」と言われ、大道芸人からは「それは大道芸じゃない!!」と言われました。
今はダンスにジャグリングやハット技を混ぜたりするのは当たり前ですが当時は誰もやっていませんでした。
そのかいあってか現在では”ダンスと大道芸を融合したパイオニア”なんて言われるようになったので光栄ではありますね(笑)

のりんご☆さんはダンサーですか?パフォーマーですか?大道芸人ですか?なんてことをよく聞かれるんですが、私はいつも「わたしは のりんご☆です。」 と答えています。
私自身は私が何かをやればそれがすなわち”のりんご☆のスタイルになる”と思っているのでダンサーだとかパフォーマーであるとかあまりこだわりはないですね。

自分に来たお仕事を次々とこなしていくというスタイルが私には合っているのでこだわりがほとんどありません。
一番大切なのはお客様が喜んで下さること。と思っているのでダンスでも言葉でもパフォーマンスでも手段は何でも良いとさえ思っています。
最近はダンス教育にたずさわる事がとても多いので、私がダンスを通じて経験した事や学んだ事を次の世代の子供達、これから社会に出ていく子供達の「生きる力」となるように伝えていけたら良いなと思っています。
ダンスの技術の向上やダンスの上手さを競うのではなく、人として生きていく上で大切な事や社会に出ても社会人として立派にやっていけるような道徳心や自立心などをダンスを通じて学んで欲しいと思っています。
ダンスを上手く踊ることやプロのダンサーになることだけがダンスを学ぶ意義ではないのですから。
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ダンスと大道芸を融合させた日本における第一人者として様々なメディアやイベント等に出演。 長年のダンス指導の経験を買われ、ダンス教育のJDAC (社)日本ストリートダンス認定協議会の認定委員長に就任。中学校でダンスが義務教育になったことを受け、文部科学省後援 日本ダンス指導者認定研修大会の実行委員長に就任。ダンス指導者の育成、ダンス教育のプログラムの作成等に努めている。
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